株式会社辰

139-3桜ヶ丘 PJ オフィスリノベーション

物件概要

用途
事務所
設計
若松均建築設計事務所
竣工年月
2011年9月
構造
RC造
場所
渋谷区
規模
地下1階、地上4階

物件概要

築 8 年、駅に近い三角形の敷地に建つ、地下 1 階、地上 4 階のコンクリート打ち放しのビルのリノベーションである。ビルを購入されたオーナーと各階の状態を確認しながら、スペースの利用方法を詰めていった。まず必要だったのは外観のメンテナンスと配管など設備の更新で ある。一方、家具や建具など、既存のもので、良いものは、なるべく活かして変更する部分を決めていった。

建物の内部でデザインを大きく変更したのは、4階のフリースペースと3階の事務所スペースである。特に 4 階は、三角形の天井で最も高い部分の高さが6m。外部との接触表面積が非常に大きく温熱環境の再考が必要と感じ、断熱工事を行なった。また、オーナーの隠れ家的なスペースとして、より居住性に配慮する必要があった。すぐ近くに以前、リフォームした物件があり、オーナーにお見せしたところ、足場板の床の雰囲気などを気に入っていただけたので、こちらでも採用した。既存の水回りにかなりの段差があったため、水回りの床レベルに合わせて、300mm、床のレベルを上げた。3 階は事務所スペースだが、三角形の建物の先端の打ち合わせスペースには、飾り棚を設置し、部屋の形に合わせて楕円形のテーブルも製作した。

新築と違い、リノベーションは工事をして初めてわかることが多々あり、設計通りに進める事が難しい。オーナーにもそれを工事前からご理解頂いていた。 工事の進捗も早く、オーナーの承認など 3 者の連絡や報告の迅速さが求められる。

お忙しい中をオーナーには何度も現場にお越し頂き、大きな模型を現場に持ち込み、意匠的な事や施工的な事をとことん検討した。こちらから提案した多くの事をご理解頂き、オーナーのご協力で大変、満足のゆく工事が行なえた。